下つ巻 第11帖 (053)
「〽 けものさへ神のみ旨に息せるを神を罵る民のさわなる。」
草木さえ神の心に従っているでしょう。神のむねにそれぞれに生きているではないですか。あの姿に早く返ってください。
青人草と申すのは草木の心のように素直な民のことです。道は自分で歩んでください。太陽(ミロク)の御用は自分でつとめてください。人がさしてくれるのではないです。自分で御用するのです、道は自分で開くのです、人を頼ってはなりません。
七月の十八日、ひつくのか三。
年月日
- 昭和十九年七月十八日
- 旧五月二十八日(1944年)