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フミのミクラマ二『一二三解読・太陽の検証・文(ふみ)の御蔵』

フミのミクラマ二

一二三神示

一二三の検証編太陽の検証

一二三044

下つ巻 第02帖 (044)

 今度 岩戸開く御用は、人の五倍も十倍も働く人でないとつとまらんぞ。岩戸開くと申しても、それぞれの岩戸あるぞ、大工は大工の岩戸、左官は左官の岩戸と、それぞれの岩戸あるから、それぞれ身魂相当の岩戸開いて呉れよ。慾が出ると分らんことに、盲になるから、神()、気つけるぞ、神の御用と申して自分の仕事休むやうな心では神の御用にならんぞ、どんな苦しい仕事でも今の仕事十人分もして下されよ。神は見通しざから、つぎつぎによき様にしてやるから、慾出さず、素直に今の仕事致して居りて呉れよ、その上で神()の御用して呉れよ。役員と申しても、それで食ふたり飲んだり暮らしてはならん、それぞれに臣民としての役目あるぞ、役員づらしたら、その日から代りの身魂(もの)出すぞ、鼻ポキンと折れるぞ、神で食うて行くことならんから、呉れ呉れも気をつけて置くぞ。七月の十三日、ひつ九のか三。みなの者 御苦労であったぞ。
平易意訳

 今度 岩戸開く御用は、人の五倍も十倍も働く人でないとつとまりません。
 岩戸を開くといっても、それぞれの岩戸があります、大工は大工の岩戸、左官は左官の岩戸と、それぞれの岩戸があるから、それぞれ身魂相当の岩戸を開いてください。
 慾が出ると分らないことに、盲になりますから、岩戸開きに尽力する宇宙の存在達が気付かせます。太陽(ミロク)の御用といっても自分の仕事休むような心では太陽(ミロク)の御用になりません。どんな苦しい仕事でも今の仕事を十人分もして下さい。
 神は見通しですから、つぎつぎによき様にしてやりますから、慾出さず、素直に今の仕事を致しておいてください、その上で太陽(ミロク)達の御用をしてください。
 役員といっても、岩戸開きの御用で食うたり飲んだり暮らしてはなりません。それぞれに臣民としての役目あります。役員づらしましたら、その日から代りの身魂(もの)を出します。鼻ポキンと折れるのです。太陽の仕組で食うて行くことはなりませんから、くれぐれも気をつけて置きます。
 七月の十三日、ひつ九のか三。
 みなの者 御苦労でありました。


解説と補足説明

yuru63:2013/08/10
 臣民達の働きが、岩戸開きの御用の一部として自然に活用されているという仕組は、肯定者のみでなく否定者さえも参加させているという高度なもののようです。
 よってそれぞれが働いている時は、誰がどのように活用されているかは判らないので、役員づらすること自体が違っているということになりそうです。 


年月日

昭和十九年七月十三日
 旧五月二十三日(1944年)