さあ、メ-ル84が忘れ去られる前に内蔵されている「神の秘密」を覗いてみよう。
あなたがたは余りにも緻密に図を描きすぎたのでそこにある簡単な指示を見逃してしまったようである。
要するに、各1数列だけの右上から左下に流れる連続小次元体を書き出せばよかったと言うことである。
次元図が大きくなればなるほど多重次元がますます重なって肝心の動きが見えなくなってしまっているのである。
改めて書き直してもう一度見てもらいたい。
すべての大次元図が含む小次元図、すなわち10、11、12、13、…における小次元図の並びを見ると、右上の図はすべて完全図である。要するにそこが起点となってすべての完全図は一段づつずれて左下の方へ延びていることがわかるであろう。
そこにある「神の意思」はすべての次元表を1段ずらして立体化を図れということなのである。すなわち、右端と左端を結べと言っているのである。
そこでその通りに立体化するとすべての次元表の数字は流れ流れて
1234567801234567801234678901234……
となる。
そこで123456780となる数列は0と置いて、残った数だけを加算する。
すると、
これは9次元=0、 10次元=1、 11次元=1、 12次元=0、 13次元=1、 14次元=1、となって全体的な数列は次のようになるのである。
011011011011011011……。
さあ、一体これは何を意味するものなのか…、これほどきちっとした秩序を持つ数列が意味もなく現われるはずはないのである。
さあ、考えて戴こうではないか、「神」は一体何を教えようとしているのか…??。
この様な「数」の示しが存在するとは!?
まだまだ洞察力が足りませんでした。
はたして佐藤師匠が提示されている整然とした数の流れを導き出すことができるでしょうか。
数図を改めて作るなどして、内蔵されている秘密を解き明かしてみましょう。