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フミのミクラマ二『一二三解読・太陽の検証・文(ふみ)の御蔵』

フミのミクラマ二

一二三神示

時事70科学

殺菌剤の歴史(黎明編mail.3116)

ルフランさんのメール
  • 千成さん

    殺菌剤の歴史を振り返ってみました。


    次亜塩素酸ソーダは水道水や食品工場や病院など多方面で殺菌剤として100年以上使用される 

    1960年 電気分解 アルカリイオン水の生成装置 ⇒ アルカリイオン水

    1990年 強酸性水を殺菌水として利用 殺菌の原理は電解によるクラスターだと理解されていた 

    1993年  強酸性水装置を医療機器として認可

    1997年 オムコ 業界初の希釈混合方式を開発 電気分解の必要性がないことの発見

    1999年  殺菌の原理が弱酸性の次亜塩素酸であることが公知となる  

    2000年 SonyMS(ソニーマックス)が当時の雪印乳業の工場内で開発開始

    2002年 日本機能水学会設立            (財)機能水研究振興財団

    2004年 テクノマックス 希釈混合水製造装置を開発

    サンヨー     強酸性水製造装置を開発

    森永乳業    微酸性水製造装置を開発

    タクミナ     希釈混合水製造装置を開発

    2010年 エヴァテック梶@pH緩衝法を開発 世界特許出願 

    2011年 エヴァテック梶@無機pH緩衝体を発明

    現在でも殺菌剤の主流は次亜塩素酸ナトリウムや次亜塩素酸カルシウムです。

    次亜塩素酸ナトリウムは日本国内だけでも年間100万トン製造されその半分が水道水の殺菌に使われています。

    事の始まりは1990年に食塩水を隔膜を入れて電気分解したところ陽極側に強力な殺菌水が出来た事でした。

    当時は超酸化水と言われ、テレビで糖尿病末期で足を切断しなければならない人が超酸化水で切断を免れたことが報じられた為に大きな話題となりました。

    この殺菌力が何に由来するのか当時は分からなかったのですが1999年に次亜塩素酸ナトリウムをpH6以下とすることで強力な殺菌剤と成ることが発見されました。

    次亜塩素酸ナトリウムに対して腸内細菌では115倍 ウィルスに80倍 殺菌の難しい芽胞菌にも10倍の殺菌力と成ることが確認されています。

    この殺菌力は病院などで強力な殺菌に使用される過酢酸や過酸化水素と同等とも云われます。

    電解による電解法に対して酸を使ってpH調整する方式は希釈混合方式や二液方法と呼ばれます。

    強酸性水製造装置は殺菌力が短時間で消えることや金属に対する腐食性が高いこと電極が高価で比較的短時間で交換する必要があることなど課題は多いのですが、今も多くのメーカーが製造販売しています。

    http://www.jousui.com/ion/kyosan/

    農業向けにも実績が増えて来ています。

    http://www.greenjapan.co.jp/all_kinosu.htm

    電解方式では塩酸を使った微酸性水製造装置が主流と成って食品工場・飲食店歯科医院・獣医院などで普及しています。

    高濃度で強力な殺菌力を得るためには二液法が最適なのですが次亜塩素酸ナトリウムと塩酸や酢酸を混合する方式はまさに 混ぜるな危険を実施することですので微妙な濃度調整を必要とし、危険な塩素ガスが発生してしまいます。

    pH12の次亜塩素酸ナトリウムとpH0の塩酸を混ぜてpH6を作るのですがpH3以下では塩素ガスが発生します。

    混ぜる以上は部分的であっても次亜塩素酸ナトリウムをpH3以下の領域に通過させてしまうため液中で発生した塩素ガスが殺菌剤に溶け込んで臭いが着いてしまいます。

    多量の次亜塩素酸ナトリウムと塩酸などを同時に保管することはどうしても危険を伴います。

    強酸強塩基の中和反応はバケツに1滴入れるだけで急変するほど微妙です。

    二液法を半年余り経験した後でこの問題を解決するべく研究を始め反応基を固定したイオン交換でpH5に緩衝作用のある物質を見つけて緩衝法を作りました。

    この方式であればこれまで二液法では刺激性や臭いから200ppmが限界でしたが1000ppm程度までは製品化が可能に成りました。

    殺菌力は濃度と不活性化するまでの時間を掛け合わせた数値を使うことが多いですので単純計算でも5倍の殺菌力と成りました。

    この1ヶ月で緩衝法は大きく進化しました。

    これまでは反応基を有機物に着けていたのですが有機物を分解する次亜塩素酸に有機物を使うことは懸念要素でした。

    悩み抜いて1年が必要でしたが単純な無機ポリマーに無機の反応基を付けて使うことに成功しました。

    分かってみれば単純な事ですがまだ世界で誰一人気づいていないことだと思います。

    これによって10万ppmのエヴァ水も簡単に作ることができるように成っています。

    ここまで2年が必要でしたがこれで自分でも納得できる物が出来たと自負しています。

    普及するかどうかはこれからですけれど必要とされている物であることは間違い有りません。

    薬事法や多くの法律の壁がありますけれど、歯槽膿漏や水虫なども簡単に不活性化します。

    アルコールでは殺菌できないノロウィールスへの効果も低濃度で確認しています。

    院内感染で問題と成った多剤耐性にもなる緑膿菌も極低濃度で不活性化します。

    口蹄疫は酸性の次亜塩素酸に効果のあることが確認されていますので余りに危険なウィルス故に検証は出来ないのですが間違いなく効果があります。



千成さんのメール
  • ルフランさん、二年かけた研究が実ったのですね。


    これまでは反応基を有機物に着けていたのですが有機物を分解する次亜塩素酸に有機物を使うことは懸念要素でした。

    悩み抜いて1年が必要でしたが単純な無機ポリマーに無機の反応基を付けて使うことに成功しました。

    分かってみれば単純な事ですがまだ世界で誰一人気づいていないことだと思います。

    これによって10万ppmのエヴァ水も簡単に作ることができるように成っています。

    おめでとうございます。

    早く製品にして普及させてください。

    助かる人が膨大に出るでしょう。