よろず屋寸話禄の内容です。
少し変わった視点からの考察で、とっても興味深いと思いました。
そして、この内容は2011年3月30日 に書かれたもののようですが、 311事件の直後とも言える時期にこんなすごい内容が書けるなんて絶句です。
その上、われわれみたいに「ノアの大洪水」を信じている者には、オヨヨ情報が書かれています。
もし、ここに書かれているように今回は、大地震ですんで「ノアの大洪水」が発生しないなら、バンザイなのですが・・・
○自然災害の予言の是非 スピリチュアルを学んでいる人で、巨大地震がくるといった予言を否定する人達がいます。 そういう人達の言い分は、大きな災害の予言によって人々に恐怖を与えてしまい、かえって予言の実現を招いてしまうというものです。 あるいは人々に恐怖を与えることで、社会にマイナスの効果を与えてしまうことを懸念しています。 こうした側面があることを私は否定しませんが、私はそうした立場を取りません。 その理由の一つは、大きな災害の予言を聞いて、誰もが恐怖するという前提が間違っているからです。 例えば私が、「近々、東海地震が発生する」という予言を聞いたとしたら、(ホリエモンのように)想定内ですと答えるし、恐怖心も起きません。 歴史を知っている人なら、ある一定周期で、日本で巨大地震や津波、火山の噴火といった大きな自然災害が起きていることを知っています。 私は、予言を聞いたら、その予言をした人のそれまでの実績を知りたいと思います。 私が関心があるのは、その予言の信憑性だからです。 そして災害の予言をすることによって、人々の注意を喚起し、少しでもそれに備える準備を促すことができれば、大きな意味があると思っています。 予言を聞いた人が、災害に備えて食糧や水を備蓄したり、懐中電灯やラジオを用意したことによって、九死に一生を得ることは大いにありうることだからです。 また大きな地震が来ることを全く想定していない人は、いざその場面に遭遇したら、パニックに陥る可能性が高いはずです。 予言を小耳にはさんでいたということだけで、冷静に対処することができるかもしれません。 その冷静さによって、命が助かるということが起こるかもしれないのです。 たしかに未来に大きな自然災害が起きるという予言は、多くの人々に恐怖心を起こすと思います。 それによるマイナスの影響は確実にあると思います。 しかしながら、これまで歴史を通じて多くのスピリチュアルな指導的立場に立った人物が、未来の災害を予言をしてきました。 私はそういった予言がどのような理由でされてきたか知りませんが、予言をすることは、それなりに意味があったからだと思います。 物事には一長一短があり、大きな自然災害の予言は人々に恐怖をもたらすマイナスの側面と同時に、人々に心の備えや災害の被害を最小限に抑える準備を促すなど、大きなプラスの側面もあります。 では一長一短のどちらが選ぶべきかと言えば、私は圧倒的にプラスの側面が大きいと考えています。 こうした点が、私が「大きな災害の予言はするべきではない」という立場を取らない理由です。 当HPでは、これまで多くの予言を紹介してきたし、これからも紹介することがあると思います。 ○私の見解 当HPの2011年1月7日の記事「ポール・ワンダリング(地殻移動)」を読まれた方はご存じだと思いますが、私はドランヴァロ・メルキゼデクさんが主張するポールシフト(地軸の移動)のような現象が起きる(起きている)と考えている一人です。 なぜポールシフトが起きるかというと、地球磁場が急速に減少しているからです。 磁場の支えを失い、地殻がマントル層を含めてその下の層から大きく滑ってしまう現象が起きると考えています。 この現象は正しくはポールシフトとは呼びません。 地球の地軸そのものが傾くのではないからです。 地軸は傾かないけれでも、地殻が動いてしまうので、まるでポールシフトと同じような現象になります。 これが ポールワンダリング(地殻移動)です。 ドランヴァロさんによると1万3千年前と2万6千年前は、それが20時間という極めて短い時間に起こってしまったがゆえに、未曾有の大災害となりました(マンモスの瞬間冷凍のような現象)。 しかし理由は私にもわかりませんが、今回は、それが極めてゆっくりと数十年掛けて起こっているようなのです。 それゆえNASAを含め、地球の科学は地軸が傾いていることを全面的に否定しています。 しかし私はあと数年も経つと、もはや否定しようもない地軸の傾きが観測されるだろうと考えています。 地殻が動くという私達人類にとって前代未聞の自然の大変動が起きているとすれば、大きな地震や火山の爆発といった自然災害がこれからも頻発することが予想されます。 私は今回の東日本大震災は、いよいよ日本でもそれが起こり始めた兆しであると考えています。
ただ正直なところ、M9.0という日本の観測史上最大で、地球でも最大規模の地震は想定外でした。
そういった巨大地震はまだ数年先だろうと甘い考えをしていました。 今回、東北から関東にかけて広い範囲で地震が起こりましたが、今後それが南下してくると考えています。 そもそも日本で一番地震の危険性を指摘されてきたのが東海地震です。 東海地震(静岡、愛知、三重沖)は東南海地震(紀伊半島沖)を誘発し、さらに南海地震(四国沖)を誘発してきた歴史があります。 今回の三陸沖では、本震が起こったので、あとは余震の警戒となります。 幸い余震の規模は本震を超えることはないと言われています。 しかし震源域が南下すれば、新たなる本震が襲ってくることになります。 今後、東海地方は要注意だと思います。 ○体験することが大事 福島原発の放射能漏れで、関西に逃げた人がいると千さん言ったら、千さんは「関西はけっして安全ではない」と言っていました。 千さんも、地震が南下する可能性を言っていました。 そしてお爺ちゃん達の見解として、「人は体験するために生まれてきている」として安全な避難場所を探して逃げるというのは、あまり意味がないと言っていました。 「今住んでいる処で、体験すべき」というのです。これはもちろん福島原発の周りの20キロ圏内の政府による避難指示や30キロ圏内の屋内退避(自主避難)の範囲に入ってない場合だと思います。 福島原発から200キロ以上離れた首都圏に住んでいるような人々に対するものだと思います。 副島隆彦氏のサイトの掲示板には、首都圏に住んでいる人で関西方面に逃げた人の体験談が載っています。 ニュースでは取り上げていませんが、こうした人はけっこういるのかもしれません。 ちなみに千さんは、首都圏が避難の対象になることはないだろうと言っていました。もちろん何処に住むかは本人の自由なので、放射能から逃れようと西に行くことに意見を言うつもりありません。 ただ多くの人が今住んでいる場所に家族があり、仕事があるので、移動したくてもできない現実があります。 私はそんな中珍しく、家族もなく仕事のないので、どこにも行ける自由があります。 でもそんな私もまた今回の大震災を経験する必要があったことがわかりました。 千さんのセッションで、私が電車の中で今回の震災に遭い、帰宅困難者の体験をしたのは意味があったか聞いてみました。 歯医者に行く途中だったのですが、歯医者へは数ヶ月に1回行く程度なので、わざわざその日に震災に遭うというのは、あまりにできすぎた話に思えたのです。すると千さんは、私にはその体験が必要だったと言いました(またガイドの野郎が、やりやがったか!)。 そして道を間違えたことも意味があったし、歩けなくなってヤバイ状況に、タクシーが滑り込んできたのも、ちゃんとセッティングされていたといいます。私は、タクシーの運ちゃんやそのガイドと、生まれてくる前に約束していたというのです。 私が危機的状況になったら助けるという約束をしていて、その助け方を何パターンも用意しているというのです。 今回使ったのは、そのうちの1つもパターンだったそうです。 私はこの話に大いに納得しました。 危機的な状況になった絶妙なタイミングで助けが来るなんて、映画でもない限りそうそう起きるものではありません。 当HPを読まれている訪問者の方々も、私と同じように自分を守る約束をしてきている方は多いと思います。 M9の巨大地震も原発の放射能漏れも大変な災害です。 もしかしたらまた巨大地震が私達を襲うかもしれません。 しかし人は、意外としぶとく生きていけるのだと思います。 ○福島原発はこれからが危険 福島の原発の放射能漏れのニュース報道を見ていて、ある事を感じます。 それはヘタなことを言って視聴者にパニックを起こさせてはまずいと、“安全”という言葉を連呼していることです。 必要以上に“安全”という言葉が出るので、鋭い視聴者は、かえって不信感をつのらせているのではないかと感じます。 ネットでは、政府は本当のことを言っていないとか、テレビで解説している放射能の専門家は信用できないといった論調が見られます。 報道する側の姿勢が逆の効果を生んでいるという気がします。 その福島原発の放射能漏れですが、外部電源によって中央制御室に灯りがともり、明るい見通しが述べられることもあります。 ネットでも峠を越えたという論調もあります。 しかしユーチューブでの広瀬隆氏らの話を聞いていると、とても楽観できる状態にないばかりか、今後、大量の放射能が大気に放出される危険性が高いことがわかります。 国外に逃げることができない私達は、放射能に対して覚悟して対処する必要がありそうです。 今後、大量の放射能が放出される事態になれば、風の強さと向きは国民にとって命に関わる重要な情報となります。 放射能の被爆は放射線を浴びる外部被爆より、体内に放射性物質が入り込む内部被爆の方が圧倒的に危険と言われています。 外部被爆は距離の2乗に反比例して減衰するので、中心から離れれば離れるほど危険性はなくなります。 しかし放射性物質は、風に乗って運ばれて来るので、距離が離れていれば安全とは言えません。 実際のところチェルノブイリでも、風向きによって250キロ離れたところでも放射能汚染が確認されたといいます。 広瀬隆氏は、福島原発の周りに風力計をたくさん設置して、時々刻々とその値をリアルタイムで国民に知らせるべきだと言っていますが、本当にそう思います。 政府は本当に必要な事をやっていません。 20キロや30キロ圏内を離れれば安全というわけではありません。 本当に大事なのは、風向きとその強さです。 そして放射性物質がどのように拡散するかといった専門家の見解です。 以下は、当HPの「訪問者の談話室」に投稿していただいた広瀬隆氏のユーチューブでの映像です。 こちらでもリンクを貼っておきます。 1) http://www.youtube.com/watch?v=veFYCa9nbMY 2) http://www.youtube.com/watch?v=wlVlmyyNxlw 3) http://www.youtube.com/watch?v=rpcuM1v90XE 文章でも読めます。 http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/5735 ○放射能対策 当HPの掲示板に、長崎原爆の際の秋月辰一郎博士のエピソードが紹介されています。 原爆の爆心地から1.8kmの位置にいた秋月博士と病院関係者は全員被爆したのですが、秋月博士の、 「爆弾をうけた人には玄米飯にうんと塩をつけ握るんだ。 塩辛い味噌汁をつくって毎日食べさせろ、そして甘いものをさけろ砂糖は絶対いかんぞ」
という言葉を守った職員はその後、原爆症の症状が出なかったといいます。 ゲリースクールの知人から放射能除去食品として以下のものを紹介してもらいました。
秋月博士が書いた「長崎原爆体験記」の英訳文がでまわり、チェルノブイリ原発事故のあとヨーロッパで日本の味噌が飛ぶように売れたんだそうです。 千さんにも放射性物質に効く食品を聞いてみました。 まず玄米が良い理由ですが、やはりフェチン酸の排出作用かと聞いてみたのですが、その通りとのことです。千さんが放射性物質に効果があるとして勧める食品は、大豆(ダイズ)製品と、小豆(あずき)なんだそうです。これらは、とても有効だそうです(ただし放射能の影響の受け方は相当に個人差があるそうです)。 大豆製品といえば、納豆や豆腐が思いつきますが、小豆製品は思いつかないのでネットで調べてみたら、煎り小豆やあずき茶などがありました。試しに買ってみようかと思います。 あと千さんのお勧めは天然物の海藻類です。 掲示板にビールも良いという投稿があったので、ビールが良いか聞いてみたところ麦も良いとのことです(世の中の人にお願いです。 ビールの買占めだけは絶対に止めて下さい!)。千さんのお勧め食品を聞いて、私はあることに気づきました。 私には今回の大震災が起こることは予知できていませんでしたが、半年ほど前から夕食に、納豆や豆腐、さらに海藻サラダを食べる習慣が付いていたのです。 私は単純にこれらが身体に良いものだろうと考えて摂るようにしていたのですが、見事に千さんのお勧めの食品を摂っていたことに不思議な思いがします。 さらに地震が起きる2時間ほど前ですが、普段ではありえないほどイライラする場面がありました。 千さんに聞いたら、顕在意識は地震のことを知らないけれども、潜在意識は知っていて、それが表に出てきた結果なんだそうです。 はっきりと予知という形は取らなくても、誰でも何らかの予兆を感じるんだと思います。 話は脱線しますが、今回の東日本大震災を千さんは事前に知っていたか聞いてみました。 千さんは、去年の時点から知っていたそうです。 お爺ちゃんから聞かれたのか、自分で見られたのか聞いてみたら、両方だとのことです。 ただ地震が発生する時間がちょっとずれたんだそうです。 そのずれた理由が興味深いと言っていましたが、その理由までは聞きませんでした。 知っていたんだったら教えてよ〜、と言いたくなるのが人情かもしれませんが、もちろん私はそんなことは言いません。 なぜなら地震のことを知っていたら、私が本来体験すべき帰宅困難者の体験ができなかったからです。 今回の地震の情報を、私の顕在意識は事前に知ってはいけなかったのです。情報は、それを知るべき人間が、知るべき時に知るということだと思います。 |