本文へスキップ

フミのミクラマ二『一二三解読・太陽の検証・文(ふみ)の御蔵』

フミのミクラマ二

一二三神示

時事152「地」

ローマ法王ベネディクト16世が退位表明

yuru63の記

ローマ法王ベネディクト16世の退位に関するニュースです。

関連記事 
NO n460001  ベネテクト16世Ⅰ-法王庁ET実在声明_01(『終末と太陽の検証』・2012/03/26)
NO n460002  ベネテクト16世Ⅱ-法王庁ET実在声明_02(『終末と太陽の検証』・2012/03/26)
NO n460003  ベネテクト16世Ⅲ-法王急速に衰弱_01(『終末と太陽の検証』・2012/03/26)
NO n460004  ベネテクト16世Ⅳ-法王暗殺を予告_01(『終末と太陽の検証』・2012/03/26)
NO n460005  ベネテクト16世Ⅴ-法王暗殺を予告_02(『終末と太陽の検証』・2012/03/26)
NO n460006  ベネテクト16世Ⅵ-法王4月に退位か_01(『終末と太陽の検証』・2012/03/26)
NO n460007  最後のロ-マ法王ペテロ_01(20120408)
NO n460008  ファテマとルシアの予言_01(20120412)
NO n460009  ベネテクト16世Ⅶ-なかなか交代しそうもないですね(20120325)


【参照記事】

【参照記事詳細】




---①-------

http://mainichi.jp/select/news/20130212k0000e030065000c.html

ローマ法王:600年ぶり 28日での「生前退位」表明

毎日新聞 2013年02月12日 11時11分(最終更新 02月12日 12時36分)




バチカンで開かれた枢機卿会議で退位を表明したローマ法王ベネディクト16世(右端)=2013年2月11日、ロイター

拡大写真

 【ローマ福島良典】世界約12億人のキリスト教カトリック信徒の頂点に立つ第265代ローマ法王ベネディクト16世(85)が11日、高齢を理由に2月28日午後8時(日本時間3月1日午前4時)で退位すると表明した。法王は伝統的に終身在位制で、バチカン(ローマ法王庁)関係者によると、生前退位は中世以来約600年ぶり。次期法王は法王選挙会議(コンクラーベ)で3月末までに選出される見通しで、それまで法王の座は空位。ベネディクト16世の在位期間は8年弱となる。

 法王は11日、バチカンで開かれた枢機卿会議で「高齢のため、私の体力は法王職の遂行にふさわしくないと確信するに至った」とラテン語で表明した。さらに「変化が早い現代、教会統治には心身両面の強さが必要だが、ここ数カ月で体力が衰えた」と述べた。

 法王は昨年末のクリスマス前後に疲れた様子を見せ、消息筋によると、バチカンの庭で倒れたところを目撃された。イタリアのANSA通信はバチカン機関紙編集長の話として、法王は数カ月前に退位を決断していたと伝えた。

 法王は2010年11月に出版されたインタビュー集「世界の光:ローマ法王と教会、そして時代のしるし」の中で「法王が体力的、精神的、心理的に重要な務めを果たせないと自覚した場合、辞任する権利、時には義務がある」と述べていた。

 ベネディクト16世は前法王ヨハネ・パウロ2世の死去(当時84歳)に伴うコンクラーベで05年4月19日、78歳の高齢で第265代法王に選出され即位。生命や家族の価値観を重視する保守的な立場を取り、同性愛者同士の結婚を認めない姿勢を貫いた。元執事による秘密文書漏えい事件や、神父らによる児童性的虐待などカトリック教会を巡るスキャンダルへの対応にも追われた。

 対外的には在任中にトルコ、レバノンを訪問し、アラビア語を謁見(えっけん)式の公用語に採用するなどイスラム世界との関係改善を心がけた。また、「規制なき金融資本主義」への批判を強める一方、昨年12月、インターネット上で短文を発信する投稿サービス・ツイッターで「つぶやき」を始めたばかりだった。




---②-------

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130212-00000087-mai-eurp

<法王退位表明>カトリック界に衝撃 バチカン改革、後継に

毎日新聞 2月12日(火)22時6分配信



 【ローマ福島良典】世界約12億人のキリスト教カトリック信徒の頂点に立つ第265代ローマ法王ベネディクト16世(85)が11日、高齢を理由に今月28日で退位すると発表した。バチカン(ローマ法王庁)関係者によると、事実上終身制の法王が存命中に退位するのは約600年ぶり。新法王は法王選挙会議(コンクラーベ)で3月末までに選出される見通しだが、異例の退位表明はカトリック界に大きな衝撃を与えている。

 異例の退位決断の背景に、バチカンの不透明な体質や閉鎖性など、容易に改善しない旧弊があるとの専門家の指摘も出始めている。法王は身を捨てて退くことでカトリック教会に「風穴」を開け、成し得なかったバチカン改革を後継法王に託した形ともいえる。

 バチカンに詳しいイタリア紙コリエレ・デラ・セラのマッシモ・フランコ氏は毎日新聞の取材に、年齢という理由に加え、「取り組もうとしていた教会改革が実現できなかったことに法王の不満が募った結果」と分析する。フランコ氏は法王が目指していた改革として(1)資金面での透明性の向上(2)女性の役割の強化--などを挙げる。

 バチカンでは近年、マネーロンダリング(資金洗浄)疑惑が表面化。バチカン行政庁幹部だったカルロ・マリア・ビガノ大司教が汚職一掃を目指して調査を進めていたが、駐米大使に転出させられた。これらの経緯を記した書類などを法王の元執事がジャーナリストに渡し、バチカンを揺るがす秘密文書漏えい事件に発展した。

 さらに、イタリア銀行は今年初めから、バチカンの資金洗浄対策が生ぬるいとの理由で、電子決済を請け負うドイツ銀行現地法人の業務許可を停止。バチカン博物館などで観光客がクレジットカードや現金自動受払機(ATM)が使用できない状態となっている。こうした現状を前に法王が徒労感を深めていた可能性がある。

 法王の生前退位は中世以来約600年ぶり。法王の終身在位制という「タブー」を破ることで、ベネディクト16世はカトリック教会の体制に風穴を開けた。今後の法王退位の先駆けとし、神格化されがちな法王の地位を「変化が早く、信仰にとって非常に大切な問題で揺れる現代社会」(ベネディクト16世)に適した指導者像に近づけたと言える。

 ルイジ・ベッタッツィ前イブレア(イタリア北部)司教はテレビで、ベネディクト16世が「前法王ヨハネ・パウロ2世の晩年、協力者が法王の役割を担っていたのを目のあたりにしていた」と指摘。「法王の地位の神聖さだけでなく、効率的に任務を果たす観点から、自らは協力者でなく後継者に任務を託したいと考えている」と法王の意図を解説した。

 ◇後継者争い始動

 ベネディクト16世の退位表明を受け、有力枢機卿の間で、次期法王の座を争う後継レースが事実上、スタートした。バチカン史上、最多の法王を輩出している地元イタリアが法王ポストを奪還するか、欧州以外の地域から新法王が誕生するかが焦点だ。

 バチカンでは近年、ポーランド出身の前法王ヨハネ・パウロ2世、ドイツ出身のベネディクト16世と「非イタリア人法王」が2代続いた。

 このため、イタリアのカトリック界では「次はぜひ、イタリア人法王を」との期待があるという。イタリア紙によると、アンジェロ・スコラ・ミラノ大司教(71)、ジャンフランコ・ラバージ法王庁文化評議会議長(70)、アンジェロ・バニャスコ・ジェノバ大司教(70)らがイタリア人の後継候補に挙がっている。

 バチカン関係者は「イタリア人法王は出身国の民族主義をバチカンに持ち込むことがないので、好ましい」と説明する。欧州ではオーストリアのクリストフ・シェンブルン・ウィーン大司教(68)も候補だ。

 だが、世界におけるカトリック教徒人口の分布に近年、大きな変化があるのも事実。カトリック教徒約12億人のうち41%が中南米で、欧州は24%。アフリカ、アジア、北米の過去40年のカトリック教徒人口の増加率は欧州を上回っている。

 非欧州組の候補としては、カナダのマルク・ウエレ法王庁司教省長官(68)、昨年11月に枢機卿に叙任されたばかりのフィリピンのルイス・アントニオ・タグレ・マニラ大司教(55)らが取りざたされている。

 【ことば】法王選挙秘密会議(コンクラーベ)

 新しい法王を選ぶためにローマ法王庁で開かれる秘密会議。現在、選挙・被選挙権がある80歳未満の枢機卿は117人。バチカンのシスティーナ礼拝堂に鍵をかけてこもり、3分の2以上の支持を得て法王が選出されるまで投票を繰り返す。今回は3月20日までに会議が開始される見通し。投票用紙は焼却される。礼拝堂の煙突から、白い煙が上がれば法王が選出されたことを意味する。





前のページに戻る<<